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Part 1 あんがい長いシンデレラ原作。200年前の本を底本に、要約でない、日本語訳

Part 1 あんがい長いシンデレラ原作。200年前の本を底本に、要約でない、日本語訳

「The Home Treasury CINDERELLA OR THE LITTLE GLASS SLIPPER」 翻訳の底本にするのは、200年近く前のこの収蔵本「シンデレラ」(シャルル・ペロー原作) 出版人 Joseph Cundall  発行社 Charles Whittingham, Chiswick Press  発行日 1845年 出版国 イギリス 底本は、出版人 Joseph Cundall氏の子供向けの出版「家族の宝物シリーズ」として出版された「シンデレラ それは小さなガラスの靴」。 美しいイラストレーションは、当時の優れたアーティストに依頼した...
ガラスの靴は、どうして「スリッパー」? 「シュー」ではいけない大切な理由

ガラスの靴は、どうして「スリッパー」? 「シュー」ではいけない大切な理由

追伸  未来に「ガラスの靴(glass slippers)」を手がけるとは当時、知るよしもなく・・  はじめて「Slippers」と「Shoes」との違いをしっかり意識したのは、「ガラスの靴」制作サービスを正式に発表した2003年よりもほんの少し前のこと。 世界に1つの「パンプス」をつくる会社のアドバイザーをしていたとき。かつての同僚であり友人のSが立ち上げたファッション革命を狙ったスタートアップ。Sが「a Slipper」は「舞踏会の靴」と、教えてくれていたのでした。 写真は、Dearest® 人気モデル「Standard」とオプション「ミュージアム・ケース」 詳細は...
シンデレラと王子様と、ガラスの靴 1900年出版の本。ある少女の提案から誕生した本 ”勇気”について

シンデレラと王子様と、ガラスの靴 1900年出版の本。ある少女の提案から誕生した本 ”勇気”について

(コンフォートクック収蔵本より)   1900年にニューヨークで出版された、「シンデレラ、または小さなガラスの靴」(BARSE & HOPKINS)真っ先に注目の 王子とシンデレラの「髪型」 シンデレラと王子様と、ガラスの靴 1900年出版の本。 ひとりの少女の提案から誕生した本 ”勇気”について 「アフロヘアー」の王子様とシンデレラを描いた表紙にて、1900年に出版すること、勇気あるビジネス決断があったと思われます。ずっとずっとあとの60年後、公民権法にむけてケネディが動きはじめます。 それよりうんと前の時代のこと。   挿絵のクロー...
「世界童話名作全集(ペロー) シンデレラ姫」  編著者 川端康成  発行者 鶴書房  発行日 昭和28年(1953年) 12月5日 定価 160円 地方売価 165円 川端康成53歳、代表作「雪国」(1935年-1948年)を書き終えた5年後の作品。 英訳が不可能と言われた「雪国」が翻訳出版されたのは1957年、その後、川端の海外での評価が一気に高まります。 そのはざまの時期の「シンデレラ」の仕事。このとき川端康成は、日本ペンクラブ会長でした。 2010年11月22日 5円高い「地方売価」とは「輸送費」等の経費を加算したもので、当時、本の値段は全国一律ではなかった...
いろんなシンデレラの本 発行年1947 東郷青児の挿絵のある「シンデレラ姫」(収蔵本より)

いろんなシンデレラの本 発行年1947 東郷青児の挿絵のある「シンデレラ姫」(収蔵本より)

「名作物語 シンデレラ姫」  著者 楠山正雄  挿絵 東郷青児 出版社 光文社  出版日 昭和22年(1947年) 2月5日 定価 55円 東郷青児50歳ごろの挿絵 女性礼賛芸術と表現される東郷の絵。   絵画や版画の作品にとどまらず、プロダクト・デザインを手掛けるなど、揶揄する他人にとらわれず、自分に与えられた画才という神様のギフトをいっぱい使って、自らの人生を膨らませ、まわりの人を楽しませた人。 シンデレラの挿絵を引き受けた彼の真意は推し量るより ありませんが、昭和22年の正月をあけてすぐに発行されたこの本には、終戦の翌年に...
いろんなシンデレラの本 発行年1947 「シンデレラ姫物語」(収蔵本より)

いろんなシンデレラの本 発行年1947 「シンデレラ姫物語」(収蔵本より)

「シンデレラ姫物語 英和対訳」 訳注者 廣岩敬太郎 出版社 白鳥社 出版日 昭和22年9月25日 定価 30円 紙に漉き込まれた、たくさんの細切れの藁(わら)が、ページをなぞる指の腹にごつごつあたる、ひどく紙の裏面に凹凸のあるわら半紙を使った、小さくて薄い、粗末な本。   この本とは別な本、東郷青児が挿絵を担当した本も同じく昭和22年発行の「わら半紙」製だけれども、東郷本は、藁とは思われないほどに残る藁片は小さく、紙の裏面も表面と同等の滑らかさがある良質な紙を使う本。(東郷はすでに著名人でした) その美しい夢の資料と...

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