This store requires javascript to be enabled for some features to work correctly.

毎日が、クリスマスなら!

毎日が、クリスマスなら!

ある「小さな奇跡」が起きて、この「Keeping Christmas」は、はじまりました。

- 映画「Field of Dreams」の主人公キンセラは、トウモロコシ畑で聴いた声「If you build it, he will come」から逃げずにメッセージと向き合い、畑をつぶして野球場を作り・・ 見える人には「見える!」、みんなが愛してやまない世界を造った -

 

- 映画「奇跡のシンフォニー」の主人公、孤児のAugust Rushは、「信じていること(Following Music)」をひたすら素直に希求し、離ればなれになっていたまだ見ぬ父、まだ見ぬ母との「運命の糸」をたぐり寄せて、父・母・子の「奇跡の巡り会い」を果たした -

2011年秋におきた、「小さな奇跡のお話し」

ヘンリー・ダイクの詩「Keeping Christmas」

2011年11月27日の奇跡 

 

私の大好きな「Keeping Christmas」を掲載した本、しかも著者ヘンリー・ダイクの「直筆サイン!」入り、この特別な「1冊の本」がアメリカの古書店にでているのを見つけ、すぐに取り寄せました。 

 

100年くらい前の1冊の古書「The Spirit of Christmas」(上の写真) 

 

1週間がたち、「そろそろ今日届く?」と期待しながら、やがて10日も過ぎてしまうと、郵便バイクの音が聞こえる度に「とうとう今日かも!」と体が反応してしまいます。

 

待つことさらに数日、11月27日の夕方、「小包」は届きました。

 

ヘッドライトに照らされた、顔見知りの郵便屋さんが持っているのは、テープでグルグル巻かれたアメリカからの郵便小包。 

 

「配達」から2年3ヶ月が経たった、この文章を書いている2014年2月の今日も、はっきり覚えております。この本は「2011年11月27日」に届いたのです。

 

「配達日」を覚えている理由? ・・ ヘンリー・ダイクの「直筆サイン!」を手にする幸運を1日、1日と、指折り数えて待っていたから? 

 

現実は、もっと!もっと!もっと!素適な理由から、「配達日」を忘れられません。 

 

時空を超えた、「奇跡のシンクロニシティ」が起きたのです。

「小包」を受け取ったら、グルグル巻きのテープを切り、パッケージを開封し、真っ先にすること! 

 

ヘンリー・ダイクの「直筆サイン」を探すこと!

 

直筆サインは、一体どんなだろう? 

 

一緒に言葉も添えてあるのだろうか?・・ と期待しながら、この開封、そしてサインとの出会いの瞬間を楽しみにしていた、配達までの1日、1日。

本の扉をあけて、サインは、すぐに見つかりました。(サインの写真は、配達の直後、10分後くらいの、開封時のスナップ写真です)

 

 "Love took up the harp of life and smote on all the chords with might,Smote the chord of Self, that, trembling, passed in music out of sight." 

 

Henry van DykeNov. 27, 1905

 

(註 ヘンリー・ダイクが書いた“”で囲った文は、テニスンの引用)

106年後の同じ日に

1905年11月27日、ヘンリー・ダイクはこの1冊の自著「The Spirit of Christmas」に、サインを記しました。

 

106年後、サインを記したこの「1冊の本」は、サインと同日の11月27日に私の手元に届けられた。「同日」という「シンクロニシティ」を「神様」がアレンジしたと想像してしまう、不思議な体験。 

 

実際、軽い「目眩」を覚えたほどです。「ヘンリー・ダイク氏が、私のためにサインをしてくれた!?」と錯覚し、うれしくなり(とても幸福な瞬間がきて)、足元からクラクラし「軽くなる」というか・・ まわりの世界がノッペリ紙1枚のような世界になって、ダイク氏が私にサインをしてくれたという、幻覚のような「実感」に遭遇したのです。一瞬のことでしたが、錯覚にとらわれました。 

 

ヘンリー・ダイク氏が「サインした日」と、106年後に私が「サインを受け取った日」が「同じ日」であるのを、「ただの偶然?」と片付けるには、あまりに天文学的な確率。不思議な「シンクロニシティ」であり「神様」がアレンジした「奇跡」だったのか・・もし「神様のアレンジ」なら「シンクロニシティ」の意味は?この「サイン」にまつわる「シンクロニシティの意味」、簡単に見つかるものでもなく、月日は過ぎていきます。

「Keeping Christmas」「毎日がクリスマス!」を作る!

ヘンリー・ダイクの「Keeping Christmas」を抄訳しました。10分の1くらいに要約しております。 

 

クリスマスの街は、美しい。

 

メリー・クリスマス!と挨拶を交わし、人を思い遣る気持ちが行き交い、街は、いっぱいの愛にあふれます。

 

 今日は、普段の1日、クリスマスではない。

 

でも、どうだろう?今日という1日を、人を愛し、思い遣る心をもって、クリスマスの1日のように過ごしてみたら・・どうだろう? 

 

 いつもの1日という、なんでもなかったはずの今日1日に「クリスマス」が輝く瞬間が訪れたのでは? 

 

もし今日、クリスマスが訪れたのなら、ぜひ明日も続けてみよう。

 

そうしたら毎日を輝く、美しいクリスマスの1日にできる。 

 

 ヘンリー・ダイクは、次の1文で詩「Keeping Christmas」を結びます。 

 

 “But you can never keep it alone.”「でも、一人では続けられないことなのです」

追記: この日起きたお客様とのシンクロニシティ「クリスマス」 

 

近頃、私のまわりに、幸せな不思議がいっぱい 起きます。上の文章をアップしたのは、2月25日のこと。 

 

この日もう一つ、「クリスマス」にまつわるシンクロニシティが起きました。その週のはじめに、プレゼントにと「ガラスの靴のリングピロー」を製作依頼をくださったお客様。偶然、かつて私が住んでいたことのある街のお客様。「ガラスの靴」を実際に制作する前の「イメージ校正の打ち合わせ」にてそのことをお伝えすると、どんどん変貌していく今の街の近況を知らせてくださり・・・ 

 

 そんな制作前の打ち合わせをへて、お客様より「イメージOK」のご返事をいただきました。「実制作スタート」をお知らせするメールを送信の際、文章アップの直後となったこともあり、更新のことも一緒にご報告をさせていただきますと、ほどなくお客様よりお便りが届いたのですが・・ お客様は、誕生日がクリスマス12月25日だったのです。