結婚後の記念日にプレゼントをするお客様はたくさんいらっしゃいます。CMでは「1000日記念」にガラスの靴をプレゼント。
ざっとCMはこうです。涼みの楽しみに流しそうめんをしていたら、ふと手を止め、かぐや姫(有村さん)が甘えます・・ 「桃ちゃん。今日、何の日かわかる?」と・・ 答えに困った桃太郎に、一寸法師の助け船・・ 「付き合って1000日記念」用意周到な一寸法師が、そんな桃太郎に「包み」をこっそり渡し、桃太郎はにこやかに、かぐや姫にプレゼント・・ それは「ガラスの靴」。
そして・・非情に喜んだかぐや姫の有村さんが、なのに「あ、でもこれサイズ合わない」と言ってしまうオチ。
このオチ、もらったのは1個なので、サイズが合っていても、これでは履けないよ!というのは置いておいて、有村さんが、足に合わせるまでもなく「サイズ合わない」と言ったことについて・・
ガラスの靴は「サイズが合わない」で、本当にこれでいいのです。実際に履いたら壊れて怪我をします。だってガラスなのです。私たちはガラスの靴の制作者ですから、あえて言わせて頂きます。せっかくのプレゼントで怪我してはしかたないので、ガラスの靴は、はかないでください。
(なお、コンフォートクックでは、足を入れられないように、履けないように、作っています。もしも小さな子が見つけても履いたりできないように)
では、なぜ「シンデレラ」は、ガラスの靴を履いて踊って、怪我をしなかったのか?というと、「伸びるガラスの靴」だったという説、発見しております!
Joseph Cundullのシンデレラの本 ガラスの靴の登場箇所 今から171年前のシンデレラの古い本には、「ガラスの靴」がこう書いてあります。”Elastic glass slippers”、つまり「伸びるガラスの靴」。
「伸びるガラスの靴」なので、ガラスが壊れて怪我することなく、王子様のリードで美しくシンデレラは踊れたのでした。(詳しくは「ガラスの靴」が12時になっても消えなかった理由)
もう1つだけ、このCMについて。2003年から正式に「ガラスの靴」制作サービスをスタートし、おかげさまで今夏、満13年を迎えた私たちのたくさんの経験から・・ 「1000日記念」などの「新しく決めたオリジナル記念日」にガラスの靴をプレゼントするこのCMの発想は、じつは大人気の「ガラスの靴プレゼント」シーン。
この6月にも、「10000日の誕生日」にガラスの靴を制作されたN様がいらっしゃいます。大切な方に、たいへん喜んでいただけたそうです。(詳しくは、お客様の声「10000日の誕生日」)
最近、この10000日の誕生日のN様から追加リクエストをいただきました。N様の追加オプション「ミュージアム・ケース」。今日(9日)ちょうど出荷の日に。6月にプレゼントをされた「ガラスの靴」を大好きな方に安心して、美しく飾っていただけるようにするもので、うっかりの不注意から「持ち主(大切な方)」と「ガラスの靴」を一緒に守ってくれます。