ガラスの靴のすすめ
いったい、どうして、ガラスの靴
いったい、どうして、ガラスの靴?
告白しますと、なんども、なんども、数年ごとに、「もう作れない」「今年のクリスマスでやめよう」「あと2ヶ月でやめよう」と、たまらなくなる時、ありました。でも、そのたびに、不思議に、なぜか、熱烈なお客様が登場するんです。ガラスの靴を続けなきゃいけないと、思わせてしまう、不思議なお客様が。
制作者 伊藤広道
ガラスの靴のすすめ
見つけて、飾って、磨いて、
あなたの心にある、ガラスの靴、磨いてみませんか?
見つけて、
大切にしたい未来に、カタチを

どんな未来にする。
言葉にすること。 心 ととのえていくこと。
デザインにすると、文字だった時よりも、見えてくること、あります。
試行錯誤して、見つけて!
自動デザイン作製
テキスト原稿入力x 選んだ書体
=リアルタイム自動デザイン
なんども、なんども、
デザインをしなすうちに、
しだいに、 この言葉! この書体!
と、わかる時、来ます。
見つかります
飾って、




デコレーションすること。楽しいです。
飾ること。楽しいです。
眺めること。ワクワクします。

磨いて、
古くからの言い伝え
”ガラスの靴を磨くと、幸せが近づいてくる”
2008年ごろのこと、これから結婚式を迎えられる、一人の女性のお客様から、ガラスの靴にまつわる、古い言い伝えを、教えて頂きました。
幼い時、おばあさまから聞かされていた、古い言い伝え。
”ガラスの靴を磨くと、幸せが近づいてくる”
その後、ふしぎに同じ言い伝えを、いくども、結婚式を迎えられる女性のお客様より、伺いました。
いつの間にか、私たちの秘めた課題となりました。2016年、はじめて、東レに相談しました。最高品質のメガネ拭き素材「トレシー」です。「トレシー」をつかえば、素適な「ガラスの靴を磨く布」ができるかも。2019年の冬、とうとう、パッと閃きました。珍しい厚手のトレシーをつかい、布のドレープを美しくみせるデザインです。
東レにとっても、はじめての両面デザイン制作に。(実は、たいへん細かな、仕様の希望も、東レに叶えて頂きました。ありがとうございました。)
磨くこと。楽しいです。
朝、それとも 夜。
磨くこと、楽しいです。
あなたの心にある、ガラスの靴、磨いてみませんか?
ガラスの靴は、今日が特別な1日と、知らせてくれます。
「Dearest」は繊細に語りかけます。
飾られたいつもの場所から、
「Dearest」は繊細に語りかけます。
春の日差しにうっとりと光をみせ、
夏の陽にはさんさんと照り、
秋には透明感を増し、
クリスマスには特別な輝きを、
冬には秘めた永遠の宙をみせ、
そして春は隣と知らせます。

新サービス登場 2022
コロナの雲空、なかなか晴れませんね。こんな時だから、ガラスの靴の魔法を。

スマホ待受にも。仮想写真「ガラスの靴」はじめました。(2022年1月6日)
コーヒー1杯の価格で。319円
ミッション・ステートメント
ホッとしたい時にいれる1杯のコーヒーのように、欲しい時、1枚のガラスの靴の写真が、勇気を贈ってくれる、いつでも、どこでも・・ このサービスを開発したミッションです。価格は、スタバの定番メニューにならい、税抜き290円、税込み319円に設定しました。

ガラスの靴「Dearest」は美しい声で語りかけます。
静かにテーブルに置くと、
「Dearest」は美しい声で語りかけます。
しゃべるのがにがてと思う方のわずかな言葉も、
この日はうっとりと雄弁に聞こえ、
ご家族に囲まれれば、そこは太陽になり、
誕生日のプレゼントは、未来の夢を語る友人になり、
ウェディングならすっかり聴く音は、
あこがれの夢を祝う祝祭のための音楽となり、
30年の記念日には
誓いあった夢を途中まで歩んでこられた感謝の旋律を奏で、
静かな時を愛する方には、
しっとりと夢の時計の針をすすめます。
美しい音が聞こえてきますように。
ガラスの靴は、地上の一人ひとりの夢
ペローの創作「ガラスの靴」から始まった、
ひとり、ひとりにある、シンデレラのガラスの靴。
Cincerella or the little glass slipper
1697年
シャルル・ペローは「ガラスの靴」という、世界中の人々が夢見る「美しい夢」を創作しました。
すると、地球のあちこちに、もっともっと、古くから伝わる、300話とも500話とも言われる類型の伝承があることに、みんな、気づきます。
もしかしたら、住んでる近くでも? うれしくなります。
ペローが発表し、150年がたった19世紀には、ペローの物語は、「世界のベストセラー」となり、人々を魅了しておりました。
この現象には、世界中の研究者たちものりだし、地球のあちこちに伝わるシンデレラの「類型」となる伝承を採集し、論文を書くほどです(日本では南方熊楠も!)。
1845年発行の本 Cinderella or the little glass slipper(収蔵本より)
もしも・・
シャルル・ペローが「シンデレラ それは小さなガラスの靴」にまとめなければ、世界に散らばる1つ1つの伝承は、採集されないまま、この地上からとうに忘れられたでしょう。
ペローの創作により、「ガラスの靴」は、320年たった今夜も、地球上の誰もが等しく夢見る、「自分ごと」の物語として、輝く、特別な存在となりました。
2002年、あるご縁から、ガラスの靴を作ることになり、2003年に正式なサービスをつくりました。告白しますと、なんども、なんども、「もう作れない」と、たまらなくなる時、ありました。でも、そのたびに、不思議に、なぜか熱烈なお客様が登場するんです。ガラスの靴を続けなきゃいけないと、思わせてしまう、不思議なお客様が現れてくれるんです。
ガラスの靴は、勇気をもち、あきらめることなく、
困ったことをクリアしていく、「シンデレラになる時」を知らせるシンボル。
この世界地図は、このウェブサイト(旧サイト)へのアクセスログ。2015年春、ディズニー映画「シンデレラ」が公開されていた時期のもの。世界中の人々が、このウェブサイトへ、いらっしゃいました。(写真が綺麗だったからだと思います。)
人々は、幼い時、シンデレラ物語に出会います。シンデレラを知らない人に、これまで会ったことがない。
世界中で、幼い日に「シンデレラ」を知って以来、心に入った「ガラスの靴」は、絶対どうやっても、ひとり、ひとりに、忘れられないものに。
このアクセスログの世界地図が示すのは、世界中の、一人ひとりの、心のなかに、「ガラスの靴」は存在していること。ずっと、探していらっしゃること。
シンデレラは、イデオロギーじゃなくて、ひとりひとり、自分ごとの物語になっているのです。