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「The Home Treasury CINDERELLA OR THE LITTLE GLASS SLIPPER」 翻訳の底本にするのは、200年近く前のこの収蔵本「シンデレラ」(シャルル・ペロー原作) 出版人 Joseph Cundall 発行社 Charles Whittingham, Chiswick Press 発行日 1845年 出版国 イギリス 底本は、出版人 Joseph Cundall氏の子供向けの出版「家族の宝物シリーズ」として出版された「シンデレラ それは小さなガラスの靴」。 美しいイラストレーションは、当時の優れたアーティストに依頼した... 投稿を見る
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8月 04, 2016 ガラスの靴は、どうして「スリッパー」? 「シュー」ではいけない大切な理由
追伸 未来に「ガラスの靴」を手がけるとは当時、知るよしもなく・・ はじめて「Slipper」と「Shoe」との違いをしっかり意識したのは、「ガラスの靴」制作サービスを正式に発表した2003年よりもほんの少し前のこと。 世界に1つの「パンプス」をつくる会社のアドバイザーをしていたとき。かつての同僚であり友人のSが立ち上げたファッション革命を狙ったスタートアップ。Sが「Slipper」は「舞踏会の靴」と、教えてくれていたのでした。 写真は、Dearest® 人気モデル「Standard」にバレンタイン&ホワイトデーの飾り付けをしたところ 詳細はクリック 言葉「ス... 投稿を見る -
(コンフォートクック収蔵本より) 1900年にニューヨークで出版された、「シンデレラ、または小さなガラスの靴」(BARSE & HOPKINS)真っ先に注目の 王子とシンデレラの「髪型」 シンデレラと王子様と、ガラスの靴 1900年出版の本。 ひとりの少女の提案から誕生した本 ”勇気”について 「アフロヘアー」の王子様とシンデレラを描いた表紙にて、1900年に出版すること、勇気あるビジネス決断があったと思われます。ずっとずっとあとの60年後、公民権法にむけてケネディが動きはじめます。 それよりうんと前の時代のこと。 挿絵のクロー... 投稿を見る
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2月 22, 2011 いろんなシンデレラの本 発行年1953 川端康成の「シンデレラ姫」(収蔵本より)
「世界童話名作全集(ペロー) シンデレラ姫」 編著者 川端康成 発行者 鶴書房 発行日 昭和28年(1953年) 12月5日 定価 160円 地方売価 165円 川端康成53歳、代表作「雪国」(1935年-1948年)を書き終えた5年後の作品。 英訳が不可能と言われた「雪国」が翻訳出版されたのは1957年、その後、川端の海外での評価が一気に高まります。 そのはざまの時期の「シンデレラ」の仕事。このとき川端康成は、日本ペンクラブ会長でした。 2010年11月22日 5円高い「地方売価」とは「輸送費」等の経費を加算したもので、当時、本の値段は全国一律ではなかった... 投稿を見る -
2月 20, 2011 いろんなシンデレラの本 発行年1947 東郷青児の挿絵のある「シンデレラ姫」(収蔵本より)
「名作物語 シンデレラ姫」 著者 楠山正雄 挿絵 東郷青児 出版社 光文社 出版日 昭和22年(1947年) 2月5日 定価 55円 東郷青児50歳ごろの挿絵 女性礼賛芸術と表現される東郷の絵。 絵画や版画の作品にとどまらず、プロダクト・デザインを手掛けるなど、揶揄する他人にとらわれず、自分に与えられた画才という神様のギフトをいっぱい使って、自らの人生を膨らませ、まわりの人を楽しませた人。 シンデレラの挿絵を引き受けた彼の真意は推し量るより ありませんが、昭和22年の正月をあけてすぐに発行されたこの本には、終戦の翌年に... 投稿を見る -
2月 18, 2011 いろんなシンデレラの本 発行年1947 「シンデレラ姫物語」(収蔵本より)
「シンデレラ姫物語 英和対訳」 訳注者 廣岩敬太郎 出版社 白鳥社 出版日 昭和22年9月25日 定価 30円 紙に漉き込まれた、たくさんの細切れの藁(わら)が、ページをなぞる指の腹にごつごつあたる、ひどく紙の裏面に凹凸のあるわら半紙を使った、小さくて薄い、粗末な本。 この本とは別な本、東郷青児が挿絵を担当した本も同じく昭和22年発行の「わら半紙」製だけれども、東郷本は、藁とは思われないほどに残る藁片は小さく、紙の裏面も表面と同等の滑らかさがある良質な紙を使う本。(東郷はすでに著名人でした) その美しい夢の資料と... 投稿を見る -
「The Home Treasury CINDERELLA OR THE LITTLE GLASS SLIPPER」 収蔵本「シンデレラ」(1845) Joseph Cundall氏 27歳のときの出版作品。 出版人 Joseph Cundall 発行社 Charles Whittingham, Chiswick Press 発行日 1845年 定価 不明 25歳からはじめた子供向けの出版「家族の宝物シリーズ」の一つとして出版された「シンデレラ それは小さなガラスの靴」。 Cundall氏の本は、美しいイ... 投稿を見る
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1月 26, 2011 ガラスの靴は「誤訳」だったの?
追記 ペローが「シンデレラ」を発表した1697年、当時の最先端技術であり最高の贅沢品であった「ガラス」をふんだんに使ったベルサイユ宮殿「鏡の間」では、ルイ14世の孫の結婚式が開かれました。そんな年に出版されたのが「シンデレラ、または小さなガラスの靴」です。 2016年7月10日 「ガラスの靴」誤訳説について シャルル・ペロー May 1672 ヴェルサイユ宮殿ができ、ヴェルサイユ文化とも呼ばれるフランス文化が花開いたころ、 アカデミー会員のなかでも、革新的な立場、美文学の立場をとるペローが69歳のとき「シンデレラ または小さなガラスの靴」を発表しました(16... 投稿を見る
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